APIのテストなんて好きな方法でやれば良いと思っているのですが、 メンバーが急激に増えたので実行方法をチームへ共有することになりました。 特にmultipart/form-dataでファイルをアップロードするAPIの叩き方はみんな意外と悩むようです。 curlコマンドの実行サンプルを共有しても良いのですが、うちのチームではGUIのツールの方が都合良さそうだなと思って、この週末にPostmanの設定を共有する方法を調べていました。
とりあえずPostmanのアカウントを作らない方法で検討してみました。

Postman

https://www.getpostman.com/
https://learning.getpostman.com/

curlコマンドをインポートしてRequest設定を作る

Import->Paste Raw Textに、curlコマンドをコピー&ペーストすることでRequest設定が作成出来るようです。
試しに先週紹介したjsonplaceholderのAPIを叩くcurlコマンドを貼り付けてみます。
(ちなみに、レスポンスヘッダーを出力する-iオプションが付いているとエラーになるので注意してください)

インポートするとcurlを元にいい感じでRequest設定が作られました。
これはHeader部ですが、-Hオプションに設定した値がちゃんとセットされています。

Body部です。こちらも-dオプションの値が設定されています。

既存のcurlコマンドは無駄にならず活用できて大分楽に設定が作れそうです。

Environmentでサーバーごとの設定を変数にする

例えば接続先のサーバーごとにRequest設定を作成すると管理が大変になるので、ホスト名やAPIトークンなどは変数にして無闇にRequest設定を増やさない方が良いでしょう。
New -> Environmentで環境(変数を束ねる単位だと思っています)を作成できますので作っていきます。 ここでは、試しにtestという環境を作って、変数としてservrerを追加しました。

変数は {{変数名}} の形式で参照できます。右上のプルダウンで環境を切り替えることで変数に設定される値を変えることが出来ます。

少なくともテスト環境とプロダクションでは変数を分けておこうかな。

設定の共有方法

共有方法を2つの紹介します。

設定を丸ごと共有する

Settings -> Export dataからCollectionsやEnvironmentの設定を丸ごとエクスポートして、 Settings -> Import dataで他のPCで環境が再現できます。
丸ごとと言ってもCollection, Environment, Global、 Header presetsがExport対象なようです。
ExportしたJSONファイルをリポジトリ管理することで設定をシェア出来そうです。

2回目以降のImportはCollectionをReplaceを選択すれば上書き更新されます。

ただし、Environmentは上書きしてくれず増殖してしまいます。不要なものは削除すれば良いのですが数が多いと削除するのが大変です。あとMy Workspace - globalsというのも突然現れますがひとまず気にしないことします。

CollectionとEnvironmentを個別にExport、Importする

今度はCollectionとEnvironnmentを個別に選択してExportする方法です。
まず、CollectionをExportしてみます。

出力したファイルは、Import -> Import Fileから取り込むことが出来ます。

Replaceを選べば上書き更新できます。

また、EnvironmentはアイコンからExport、ImportからImportすることが出来ます。

おわりに

Environmentが上書き更新できなくて辛いですが、初回は設定を丸ごとインポート、更新はCollectionsやEnvironmentを個別にインポートしてもらうのが良いでしょう。
また、管理が煩雑になるのでCollectionやEnvironmentは必要以上に増やさない方が良さそうです。
ひとまず今回のやり方でも設定は共有出来そうですが、次はアカウントを作る方法でも検討してみようかと思っています。
時間切れなので次回以降に。